冠婚葬祭の葬儀終了後の典型的な流れ

葬儀自体も非常に大変な作業ですが、それが終わったからといって法要が全て終わったという訳ではありません。冠婚葬祭においては、最初から最後まできっちりやり切るエネルギーが要求されます。後悔の無い葬儀にするためには、事後の挨拶や手続き等の流れをしっかりと行う事が大切です。まずは、お世話になった葬式会社に代金を支払わなければなりません。

マナーとして、火葬が終わってから5日以内には全額を納付しなければならないと言えるでしょう。冠婚葬祭にかかった費用については業者さんが葬儀請求書を作成して送ってくれますので、その記載内容に間違いが無ければ指定された方法で納金する流れです。お寺へのお布施なども支払いが済んでいなければ早急に支払いを済ませなければなりません。仏教では、亡くなってから49日目に四十九日の法要と呼ばれる儀式をしなければなりません。

葬式に比べて、故人に近い立場であった親族や友人などを集めて法要を行います。この時に、香典返しをすることを忘れないようにしましょう。次に行わなければならないのは納骨です。冠婚葬祭において、納骨は埋葬許可証があればいつ行っても良いのですが、出来るだけ49日法要までには済ませておくようにするとトラブルを避ける事ができます。

遺骨は長い間常温で放置してしまうと、色が変化してしまったり、高温下では液状になってしまうなどのトラブルが起きてしまいますので、気持ちに余裕が出来た段階で早急に埋葬する流れが最も良い選択だと言えます。