葬儀の流れと喪主の役割

臨終後は、末期の水という儀式を行い、看護師によってご遺体を拭いてきれいにしてもらいます。その後は2時間以内に寝台車で自宅か斎場の安置場所に搬送します。この時、病院から死亡診断書を書いてもらうのを忘れないでください。この後の流れは一気に進みます。

死亡診断書は役所に届けて火葬を許可してもらうのに必ず必要になります。コピーなども必要になるので、管理する人を決めておくようにしましょう。安置場所に移動したら、葬儀の依頼、支度、通夜、告別式、という流れで進んでいきます。まず喪主を決める必要があります。

喪主は故人に最も近い血縁者を立てるのが一般的ですが、喪主が高齢だったり、病気で動けない場合には、その子どもが喪主になります。長男、次男、長女、次女、という優先順位で決めるのが一般的です。喪主はやること、決めることが非常に多いので、サポート役を親戚や友人に頼んでおけると安心です。通夜や告別式の運営管理を頼むこともあります。

葬儀での喪主の役割は、葬儀社との打ち合わせ、弔問客の対応、通夜や告別式での挨拶、など多岐にわたります。全く休む暇がないので、喪主が高齢の場合には体力のある人に頼んだほうが賢明な場合も多いです。喪主は故人と最も近しい位置付けの人がなるので、ショックも他の人より大きい可能性があります。人によっては喪主をつとめられないほど落ち込んでいる場合もあるので、臨機応変に代役を立てるようにしましょう。

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